違和感

家を出て、なぜか会社へ向かい、目的の電車に乗り遅れるも、別ルートで後輩と同じ新幹線に乗るべく、自宅最寄駅を電車で通り過ぎた今。
東京より向こう側への旅は始まったばかり。


駅で軽くダッシュしたからか、チケットをカードで買うのを諦めて自動券売機で現金で買ったからか、幸いにして予定の新幹線のホームに着くことができたけど、そこにはすごい行列。
結局、合流した後輩と話しながらデッキに立ち乗りで東京まで。
東京から乗り継いで目的地の最寄駅に5年ぶりに到着。
沿線を見ても思ったけど、意外と発展していない。家がぽつぽつという程度。


歩いて5分程度でパーティー会場へ。
久しぶりに会う人達だけど、5年程度じゃ何も変わっていない。ちょっと太ったとかそんな程度。


先生がやってきて、全員揃ってパーティー開始。
乾杯は准教授の先生で、早く乾杯しましょうと言いながらもそこそこ長くしゃべるというお約束。
主役の教授にあいさつに行こうと、同期と後輩と秘書さんと先生のもとへ。
すると、今までのイメージとは違って、とにかく自分のことを喋りまくってきた。
同じ目的地に対して、水道橋で降りると迷わず行けるんだけど、飯田橋で降りると絶対迷うんだよ、とか、会議に行ったらiPadが置いてあってそれを使って指定場所にアクセスして会議資料を見るんだけど、アクセスの仕方がわからなくて、iPadをいじって資料を見ているふりをしてただ聞くだけで、結局資料は開けなかったとか。
あれ、こんな面白い先生だっけ?という印象。
確かに、結構な会議体で結構な役職を持っている先生で、学生の時の飲み会には結局1度も来なかった人だけど、これは意外。
修論発表の練習の時も、なんでこんな研究やったの?とぶちまけられた俺だけど、笑ってしまった。
現役生も全員?参加していて、その中には、確か俺がM2の時に院に入ってきた中国人留学生がまだM2としていて、覚えているかな〜と不安に思いつつも話しかけると、うれしいことに覚えていてくれた。
覚えてる?と聞くと、blitzerさんですよね、もちろんです、と。
当時は日本語がほとんどしゃべれなくて、何とか英語でコミュニケーションを取りつつ、色々教えたけど、blitzerさんと○君(同期)以上の先輩はいません、とかそんなことも話せるようになっちゃって、なんだかもう、という感じ。


その後、教授のあいさつにて終了。
割と厳しい人だったとは思うけど(最近はだいぶ丸くなった)、昔、自分がした経験から、自分の教え子には同じ経験をしてほしくないとの思いからきたやり方だったらしい。
当時は、何だ!と思ったこともあるけど、そのような意図が聞けると、なんだか嬉しいというか単に感情的なんじゃなく考えあってのことなんだと分かって良かった。