昼食をとったあと店を出たところで、ひざにビッキーと痛みが電流が。
90度以上曲げようとすると激痛が。
時間が経つにつれて、少し曲げるだけでも痛みがはしるようになり、午後の研修は、もしひざの何かが1本や2本切れていて、手術や入院なんかが必要だったらどうしようかと悩んでいた。
研修が終わって職場に戻るときも、我慢しながら歩いて、上り階段がどうしようもないくらい痛くて、本当にやばいと思った。
がちゃがちゃとやることを済ませ、帰路についた。
部屋のすぐ近くには、10年前まで通っていた接骨院があるから行ってみようと思って自転車に乗ったら、ひざが痛すぎて自転車すらこげない。
もうどうしようもなくて、自転車引いてひーこら接骨院に向かった。
もうすぐそこまで、というところにきて、一応痛いかどうか確かめておこうと思って曲げてみたら、全然痛くない。
さっきまで歩くことすらきつかったのに、屈伸しようが自転車こごうが何しても痛くない。
何で？
行くかどうか迷って、でも行った方がいいという神の声が聞こえたので、さっきまで痛かったと言って診てもらうことにした。
一応初めてだと受付で言ったけど、通院の履歴が残っていたようで、前に来たことありますよね？的な対応。
久々に見る先生はあまり変わってなくて、自分の名前が呼ばれたので行ったら、前に来たことあるよね、と一言。
お？10年も前のことなのに。
名字で思い出したって。これはうれしい。
で、診てもらったら、痛くないんなら治療する必要なしと。さっきまで痛かったのに、と言ったら、そういうこともあるって。
痛くなったら来てってことで今日は何もなし。
これで、ここには来やすくなった。行かないにこしたことはないけど。
とりあえず、悶絶していた俺の午後を返してほしい。
